どうも!薬局薬剤師のやまちです!!
ママさんに質問です!!
毎日バタバタ…自分のごはん、適当になっていませんか?
朝は子どもの身支度、昼は仕事や家事、夜はごはん作りにお風呂…
気づけば「今日、自分まともにごはん食べてないかも」なんて日、ありませんか?
特に30代のママたちは、産後の体力回復もままならないまま、家族優先の生活。
「肌荒れが治らない」
「疲れやすい」
「髪がパサパサする」
そんなプチ不調、見過ごしていませんか?
そんなあなたにこそ取り入れてほしいのが、
“松の実”なんです。
松の実って実はすごい!ママに嬉しい栄養がぎっしり

薬膳では「腎(じん)を補う食材」とされる松の実。
東洋医学での「腎」は、成長・老化・ホルモン・骨・髪などの元になる“パワーの源”。
特に30代以降の女性には必要不可欠とされています。
松の実に含まれる栄養素:
- ビタミンE → 肌のハリ・血流改善
- 鉄分・マグネシウム → 貧血予防・イライラ軽減
- 良質な脂質(オメガ6系) → ホルモンバランスを整える
- たんぱく質 → 産後の体力回復・髪や爪の健康
少量で栄養価が高く、クセがないので時短料理にプラスするだけで栄養チャージできる優れモノなんです!
えっ、松の実って白いから「肺」に効くんじゃないの?
これに気付けるあなたは、かなり薬膳通!
薬膳では「白=肺を潤す」とされるので、松の実=肺に良い?と思われがち。
実際、松の実には肺を潤す働きもありますが、
実はメインの働きは「腎を補う」なんです。
これは、薬膳での「五性(温・熱など)」「五味(甘・辛など)」「帰経(どの臓腑に働くか)」の考え方によります。
▶ 松の実の特徴は:
- 五性:温性
- 五味:甘味
- 帰経:腎・肺・大腸
つまり、潤いを与える力が強く、体内のエネルギー源である「腎」をしっかり補ってくれる、心強い存在なのです。
ちなみに肺にも嬉しい効果あり!
松の実は「肺を潤す」作用もあるので、
・空咳
・乾燥肌
・便秘(腸の乾燥)
などにも◎!
忙しいママにぴったり!松の実を使った簡単おかず3選
【1】松の実とひじきのごま和え(冷凍OK)
材料(作りやすい分量)
- ひじき(戻したもの)…50g
- にんじん千切り…1/3本
- 松の実…大さじ1
- 醤油…小さじ2
- すりごま…大さじ1
- 砂糖…小さじ1/2(省略OK)
作り方
- フライパンで松の実を軽く炒って香ばしくする
- にんじんとひじきを炒め、松の実を加える
- 調味料を加えて全体を和える
→ 作り置きにも便利!食物繊維・鉄分も摂れて、ママの体にやさしい副菜。
【2】松の実入りそぼろ丼(レンチン5分)
材料(2人分)
- 鶏ひき肉…150g
- 松の実…大さじ1
- 醤油・酒・みりん…各大さじ1
- しょうがチューブ…2cm
作り方
- 耐熱容器に材料をすべて入れて混ぜる
- ラップをして電子レンジ600Wで3分加熱
- 混ぜて、さらに1~2分チン(様子を見ながら)
- ごはんにのせて完成!
→ ごはんにのせれば1品完成!パパっと栄養ごはん。
【3】松の実とトマトのオリーブ炒め(おつまみにも◎)
材料(2人分)
- ミニトマト…1パック
- 松の実…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ1
- 塩・こしょう…少々
作り方
- フライパンにオリーブオイルと松の実を入れて弱火で炒める
- 香りが立ったらミニトマトを加えてさっと炒める
- 塩こしょうで味を調える
→ 大人も子どもも食べやすい甘みとコクのある一品。食卓に彩りも◎
忙しくても「キレイで元気なママ」でいたいなら

毎日の疲れが溜まって肌や体に出てきたときこそ、
食べるもので整えるのが薬膳の基本。
手軽にプラスするだけで、体の内側から変わっていく感覚を、
松の実でぜひ感じてみてくださいね。
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